たぶん解けなそうな謎

「取材とまったく正反対の記事を書かれた」某幹部は、
なんで疑いなく自分が記事の「某幹部」だといって
会見に出てきたのだろう。
あそこまで言うなら、もっと最初に迷いの表明を
すべきなのでは。。。?

あぁ、追いつめられた組織は恐い。
上を勘案すれば、大体三方一両損
推移しているのだろう。
(権力追従の過剰な変更と、
 いい気になって目で指示したのと、
 大体は合っていたけどプチ誤報。)

ところで、個人的に
政治ニュース以外のNHKという組織は
それほど悪くないと思う。

みんな平等で競争するんじゃなくて、
「あいつは受信料もらっているから」
っていう、スタートの違いがあると、
各人、言い訳もつきやすく、磨くところもばらけて
世界に一つだけの花」状態に
なりやすいのではないでしょうかね。
つまり、みんなに一長一短あって、
コミュニティー全体を他と比べたとき
全体として栄えているという…。

最初のNHK批判は多分にNHKブランドを崩したいという
足の引っ張り合いに似たところがあったようなので、
僕はそういうのとは距離を置いていました。

ただ、今回のNHK
たしかに政治系、人文系のネタは
何か時代を半歩遅れたような
批判的な思考がないところが
あるように思う。
権力とは「取り立てて強制的な手段を使わずに
済ませることができること」なわけだし、
事前に政治家に内容を伝えただけでも
公平公正ではないのだろう。

そもそも、この件のNHKの報道の仕方が
いかにも公平公正ではない。
BBCBBC汚職を報道するのに
BBCの外から取材したとかそーいう路線でも
いいんじゃないの?公平公正なら。

インターネットで色々な文章が読めるようになって、
色々な視点の人が「考えた論拠」がわかるように
なってみると、前考えていたよりも
真ん中が真ん中に思えてきたりする。
とりあえず両極にブレてみないと
分からない立場もある。

今回はそういうのを考えるのに
いい機会だったと思うけど。
もう後には引けないか。