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ちょいと思うのは、「電車で携帯電話をかけている人を執拗に注意する人」っていうのは、品がないのではないか、ということ。
ペースメーカー規制にしても、今は当たり前のように書いてあるが、実験で影響があったのは15cm。今の携帯だと1cmでもあまり影響が出ないものも多い。そういう科学的知識と「品」とは紙一重の存在なのだろうと思う。藤原なんとかさんの本とか、「食品の裏側」も一緒で、僕にはどちらもすごく品のない本に思えた。

追記

そもそも、携帯の通話禁止って言うのは、若者だけがもっていた時代のひがみの名残かなぁとも思うのだけど。音量にしてみればトンネル通過時が一番うるさいわけでしょ?だいたい、これまでも電車の中でしゃべる人自体は何ら規制していなかったわけで。
でも、何が嫌かというと、会話についつい耳を傾けてしまって盗み聴きするような自分自身が嫌なわけさ。つまり本当は電車の中で会話が流れること自体が嫌なのに、それまでそういう自己主張をすることは自分のわがまま、品のなさをひけらかす行為にもつながることを知っていたために、しなかった。でも、昨今では登場時は若者の象徴だった携帯電話、ペースメーカーへの影響とか言う張りぼての権威にかこつけて、弱者を弾圧し、そういう自意識過剰的自己実現意欲を満たそうとしている、何て品のない行為なんだ!電車の中では静かに他人の会話に耳を傾けて、世代間コミュニケーションを育むべきだ!

とかさ、都知事とか総理とかくらいのレベルで話半分に聴いてよ。w
そういうまことしやかな与太話をできる狂った左翼が減っているのが昨今のバランス感覚の欠如につながるのかなぁと。
まぁ、んな結果、僕のバランス感覚的には、「執拗に注意する人は品がない」とラベリングする必要があるんじゃないか、という程度の意見なわけさ。