安心と安全は別か?

「安全の先にある安心」より「安全をないがしろにしても安心」の方が素人受けする。一般人は安全と安心を同一視しているフリをしながらも、「安心」の重要な要素には利便性など、安全と対立する要素が混じっている。

・電車は長い時間かけて安全確認した方が安全。でも、長く止まっている電車の方が不安感を与える。
発展
マイナスイオンやナナメドラムといった、性能的には不利な点は有っても利点は全くない(不安全)商品が、たぶん「安心」と似た理由で買われている。

ナナメドラムに関する追記

ま、店頭とかで実際使ってみると一番分かるのだけど、45度が一番腰に来る角度だったりする。垂直なら洗濯物の重さだけだし、横なら水平移動の摩擦だけ。ナナメは沢山筋肉を使って、腰に来る。最近の日立のパンフか何かには、筋電図まで使ってナナメが一番腰の負担になることを確かめている。でも、何となく言葉だけで「使いやすくした」って言われるとみんなだまされちゃうね。
ちなみにナナメだと洗浄力はかなり劣るので、洗うのにも沢山の洗剤が居るし、脱水がうまくできないから乾燥もすごい苦手で、一晩掛かっても乾かないという代物。最初の機械では、乾かないところを無理矢理乾かそうとしてヒーターを強くしすぎて、ワイシャツが焦げる事例も多数、独立行政法人国民生活センターに報告されている。でも、日経うんたら賞とか、もらってる。いやはや。